ブラームス博物館
Johannes Brahms Museum Hamburg

ブラームス信者巡礼の地




ハンブルクはブラームスが生まれ育った街。長い冬の厚い雲に覆われたどんよりとした空は、どこかブラームスの音楽に通じるものがあります。ブラームスの音楽に殊のほか共感を覚える日本人は多く(Gmもその1人)街外れにあるこの小さな博物館を訪れる人の約4割が日本人だそうです。ウィーンを中心に活躍したブラームスだけに、この博物館ならではというオリジナルの展示品は殆んどありません。また、私設の博物館なので開館日時がとても短かいのが難点ですが、1階がハンブルク時代、2階がウィーン時代に分かれているので、ブラームスの生涯を年代順に概観できるという利点があります。何よりも、ここはブラームスが終生恋焦がれた故郷、ハンブルクなのです。

開館時間:夏季(3/15-10/15)火~日10-17時、冬季(10/16-3/14)火、木、土、日 10-17時、入場料:大人4ユーロ

U3ザンクトパウリ駅から
東へ5分のペーター通り
古いレンガ造りの瀟洒な建物
の一角が博物館です
玄関でブラームスの胸像
が出迎えてくれます
左は実母ではなく父ヤーコプ
と再婚したカロリーヌ
父ヤーコプはハンブルクフィル
のコントラバス奏者になった
シューマンが若きブラームスを
激賞した記事です
26歳のブラームス
凛々しくハンサムでした
ブラ1の表紙。Sinfonieが
Symphonieと直された跡が
ブラームスがハンブルク帰郷時に
滞在した家の写真
ドイツレクイエムのスコアと
合唱団員からの記念品
1889年にハンブルク市から
授与された名誉市民証
マイニンゲンの旧シアター
で第4交響曲が初演された
我らがミュールフェルトさん
の登場です
クラソナタ2番終楽章コーダに
2小節追加されています
臨終の床にあるブラームス
1897年4月3日64歳でした
ブラームス生家跡の記念碑
もぜひ訪れてください

(2009.11.19 by Gm)