ハンブルク港
港を見ずしてハンブルクを語る無かれ




ドイツ最大、世界でも有数の規模を誇るハンブルク港は、そのコンテナ取り扱い量において、日本最大の東京港と第2位の横浜港を足しても及ばないほどです。12世紀より、北海に通じるエルベ河沿いに位置するという地の利を生かし、ハンザ同盟都市最大の交易港として発展を遂げてきたハンブルクは、現在でも対アジア貿易を中心に成長を続ける名実ともに国際港湾都市なのです。

 
ミヒャエル教会の展望階からエルベ河と
ハンブルク港を一望できる
港のシンボル、ランドゥングス・ブリュッケン(揚陸桟橋)駅の時計台  河口まで100Km。時折目の前を大型客船が悠然と横切っていく
     
桟橋から観光船に乗って約1時間の港湾
見学ツアーに出かけました
観光船には小型ボートからミシシッピー川の蒸気船を模したものもある 観光船は対岸にある荷揚げ用コンテナ・ターミナルへと進んでいく
     
中国船籍と思われる貨物船「明團」
特に中国からの輸入が急増している
コンテナを満載した南米の貨物船。
台湾、韓国、日本からの船も多い
クレーン群の数の多さとその
巨大さには圧倒させられる
   
建設中の音楽ホール、エルプ・フィル
ハーモニー。2010年春完成予定
19世紀後半に造られた倉庫街
(Speicherstadt)も大きな魅力
倉庫街の一階では直輸入の香辛料やペルシャ絨毯などが売られている
     
倉庫街の一角にある世界最大の「ミニチュア・ワンダーランド」は子供も大人も楽しめるのでオススメ 様々な街が精巧に再現され車や電車も走っている。周期的に夜になると
一段ときれいに見える
野外ライブステージでは大道具が
動き歌手が踊っている。
その精密さは半端ではない
   
ディテールを仔細に観察するとスタッフの遊び心がそこここに隠されている。それらを探すのも楽しい 橋の上から港や運河に浮かぶ船の行き来を眺めていると飽きる事がない 24時間眠ることのないハンブルク
港の夜景はとても幻想的


(2010.01.14 by Gm)