Laeiszhalle(ライスハレ)

名前は読みにくいので不評です




1908年に竣工したハンブルク・クラシック音楽の象徴的な建物です。NDR(北ドイツ放送交響楽団)、ハンブルクフィルハーモニー(州立歌劇場管弦楽団)などが頻繁にコンサートを行っています。2005年、長年親しまれたMusikhalle(ムジークハレ)から設立者の名前をとってLaeiszhalle(ライスハレ)と呼称変更されました。現在、ハンブルク港に建設進行中の近代的大ホール、エルプ・フィルハーモニーが完成すれば、主役の座を明け渡すことになるのでしょう。
   
 クラシックの殿堂に相応しい堂々
たる外観。老朽化は否めませんが
個人的には好きです
 正面階段を上るとこのホールの創設者
ライス夫妻の記念碑が目に入ります
 天井はガラス張りなのでマチネー・
コンサートは明るいです。3階一番奥はたった11ユーロ
   
ウィーンムジークフェライン同様
シューボックス型、キャパは2千
2、3階の方が音が良いです
3階は柱が多いのが難点です
柱の陰になる席ではステージが
ほとんど見えないので要注意
マックス・クリンガーが1909年
に製作したブラームス像は
ライスハレの自慢
 
約600席の小ホールは室内楽や
音大発表会等に活用されています
ホール前の広場は1998年
ブラームス没後100年を機に
ブラームス広場と改名(遅い!)
ブラームス広場に佇むマリア・
ピルビッツ作「ブラームス賛歌」
というモニュメント
  
ブラームスの青年期、壮年期、
晩年の横顔をかたどったレリーフ
通称ブラームス・キューブ
コンサート終了後、ブラームス広場から望む
夜のライスハレも素敵です 
 
(2009.09.05 by Gm)