10月3日(水)午前、ホルツ一行帰路へ。我々二人はDB(国鉄)でエアフルト経由ノルトハウゼンを目指す。夕方、ホテルチェックイン後、小林さん宅を訪問。邦子夫人、立太君、安音ちゃん、匠太君と再会。立太君がピアニストである邦子さんの伴奏で、クロンマーのコンチェルト第1楽章を、暗譜で見事に演奏。弱冠9歳にしてこの完成度。11月に行われるコンクールでの活躍が楽しみである。
因みに立太君が使っている楽器は、手の小さな子供用に開発されたシュライバー製のB管で、下管トーンホールの間隔が狭いが、音程や音色にも問題ないそうだ。夜、思いがけずも小林さん秘伝の“うなぎの蒲焼”をご馳走になる。匂い、味ともに実に旨し。
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