掛川フォト・ギャラリー
東海地方の小都市、掛川の魅力をお伝えします

掛川市は静岡県西部(静岡市と浜松市の真ん中へん)に位置する小都市です。
2005年4月に近隣の2町と合併し、人口が8万人から11万人余りに増えました。
掛川市の玄関、JR掛川駅北口。昔ながらの木造の駅舎をきれいに保存して使っています。ありがちなステーションビルではないところが見識ですね。中はもちろん近代的です。
駅前は広いロータリーになっていて、人待ちなどで暫く駐車していてもタクシーに追い立てられるようなことはありません。
↑新幹線が発着する南口です。ピラミッドのような金色のモニュメントが特徴的。こちら側もタクシーと市民の送迎車が共存できるよう設計されています。


←駅構内には「これっしか処」という掛川周辺の特産物や名産品を扱う売店があって観光客に人気です。“ここにしかない”という意味ですが、何と言ってもお茶が美味しいです。

↑掛川市のシンボル、掛川城。
本格木造復元が自慢。戦国の
武将山内一豊も居城したとか。
↑今年のNHK大河ドラマにあやかろうと市は懸命にPR。 ↑夜間はライトアップされ新幹線
からもよく見えますが、ちょっと明るすぎじゃないかな?
↑Gmが勝手に日本一!と信じている掛川市立図書館です。周りには池や公園があり、花もきれいに咲いています。建物はまだ新しく、中は明るくゆったりと落ち着いていて、スタッフの女性たちもとても感じが良いです。
←図書館の向かいには大正時代に建設されたおもちゃのように小さな「報徳図書館」が大切に保存されています。
薪を背負って本を読む姿がおなじみの幕末の思想家二宮尊徳(金次郎)の弟子で、師の「報徳思想」の普及に貢献した地元の名士が市民の啓蒙を目的に建てたそうです。当時はさぞかしモダンな建物だったことでしょう。
←そんなわけで北口駅前広場には二宮尊徳(金次郎)の銅像が立っています。
昔は小学校の校庭の片隅に必ずありましたね。
←掛川市の文化を支える中心地、「生涯学習センター」。様々な文化団体の会合や発表の場として活用されています。「掛川市民オーケストラ」もここで練習したり定期演奏会を開催したりしています。
多目的ホールの宿命か、音響があまり良くないのは残念。
→北口からお城に向かうメインストリートですが、休日だというのに人がいませ〜ん。クルマも少ないので交通渋滞もありませ〜ん。空気がきれいだし、高いビルがないので空がとても広いです。

↑逆にこちらは音響は良いが室内楽位しかステージに乗らない「美感ホール」。名前がイマイチ垢抜けない?
←これが数年前に建てられた市庁舎です。中は吹き抜けになっていて、実にユニークかつモダンかつ開放的で大変よろしい。
右端の屋上に見える唐傘のような物が市議会の会議場だそうです。
贅沢だ!税金のむだ遣いだ!という声もあるようですが、以前はお城の近くの冷房もないボロボロの建物に長い間いたことを知っているGmとしては、容認してあげたい気持ちです。
←掛川の魅力の一つが駅から車で10分の大型リゾート施設「つま恋」です。
テニスやアーチェリーのほか乗馬やゴルフ、カートも楽しめます。料理が美味しいことでも定評があります。
昨年と今年のお正月にはホテル・ノースウィングの手前にある小さなチャペルで、掛川市民オーケストラのメンバーと室内楽を演奏しました。

→「つま恋」の中に最近オープンした「森林の湯」という天然温泉も大きくておすすめ。露天風呂もあります。











←街から少しMINIを走らせれば一面お茶畑です。
あちこちに立っている扇風機のような物は風力発電機ではありません。「防霜(ぼうそう)ファン」といって冬季に茶葉に霜が降りないよう空気を拡散する役目を果たすそうです。
←さらに南へ30分ほど走ると眼前には太平洋が果てしなく広がっている。左に折れて海岸沿いを東に進むと間もなく御前崎が見えきます。
→崖の上から海を見下ろしている御前崎灯台。どうですこの空の青さ!


(2006.01.14 by Gm)