掛川うなぎバトル
旨いのはどっち?

掛川は浜名湖に近いこともあり市内に旨いうなぎ屋が多い。その中でも双璧と言える二軒のうなぎ屋が文字通り軒を連ねて味を競い合っている。肴町にある「甚八」と「うな専」だ。それぞれに贔屓の客がいて、うなぎの質や焼き具合、米の炊き加減やタレの味など、どちらが旨いかを巡る論争は止まるところを知らない。それでは「甚八」ファンのGさんと「うな専」ファンであるMさんの言い分を聞いてみよう。

「甚八」について

庶民的な店構えだが子供はお断りと書いてある 「梅」1,350円、きも吸、香物付き

Gさん『何と言っても店に活気がある。開店から閉店まで人が絶えないし、それだけ人気があるってことはうな専より旨いってことの何よりの証拠だ。うなぎを焼いているところが見えるのも待つ楽しみがあって良い。白菜の漬物がたっぷり付いているのも嬉しいし、焼けるのを待つ間急須でお茶が出て、食べ終わる頃に急須ごと新しいお茶に取り替えてくれるのもいかにもお茶の町らしい嬉しいサービスだね』

Mさん『「いらっしゃいませ!」とか「ありがとうございました!」とか挨拶がうるさ過ぎるんだよ。いつ行っても混んでるから落ち着いて食べられやしない。繁盛してるからって店主以下5人も調理場で働く必要があるのか?肝吸いが生姜臭くて少し濁っているのもイヤだな。タレも甘めでこってりし過ぎている。あのお茶は過剰サービスだろう。夜7時前には閉店しちゃうし日曜に営業しないのも怠慢だ

「うな専」について

入り辛い雰囲気だがメニューが外にあるので安心 「梅」1,365円、きも吸、香物付き

Gさん『何だか陰気な感じで店に入っても挨拶がない時だってある。なぜか甚八よりほんの少しずつ高めなのも気に入らない。焼いているところが見えないから店主の顔すら判らないじゃないか。米が硬めだしタレがあっさりしていて物足りない。お茶だって初めに急須で出てくるだけだから食べ終わる頃には冷めちゃうよ。第一、勘定するのに何で客が調理場まで払いに行かなきゃなんないんだ?

Mさん『いかにも老舗って感じの店構えで甚八より風格がある。夫婦二人でやってるから静かだし比較的空いているので旨いうなぎをじっくり味わえる。うなぎに脂が乗っていてとろけるようだし、「梅」のうなぎも甚八より大きめだから少し高くたっておつりが来る。吸い物の味も絶妙だ。漬物に奈良漬が付いてくるもの良いな。「うなぎの姿焼き」や「ひつまぶし」などメニューも豊富だ。土・日に営業してるのもサラリーマンにはありがたい

私はどちらも同じくらい旨くて良い店だと思うし、その日の気分で足の向く方へ行くのだけれど、こんなに安くて旨いうなぎが食べられるだけでも掛川に住んでいる幸せを感じてしまう。

さて、今日はどちらへ行こうか、、、贅沢な悩みは続く。

(2005.04.17 by Gm)


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