文句の多い日記帳 by 意地悪Gさん ![]() 2007<< 2006年 >>2005 |
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12月22日(金)おかげで遅刻 | ||||||||||||||
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12月17日(日)朝のうち小雨のち晴れ | ||||||||||||||
今年の「第九」の歌伴は掛川市の南東、太平洋に面した御前崎市だった。御前崎市民会館ホールで開催された「御前崎市誕生3周年記念コンサート」に呼ばれたのだ。昨年の内から打診があり、掛オケとしてもゲネプロを含め2日間の出張演奏となるのでそれなりの費用を提示したが、御前崎市行政の後押しもあってすんなり了承された。昨年の反省を踏まえ、今年に入って私が見よう見まねで「契約書」を作成し、細目について双方合意の上準備が進められたので気持ちよく本番を迎えることが出来た。
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12月8日(金)曇りだが暖かい | ||||||||||||||
レクム氏とは飯田音楽祭以来3ヶ月ぶりの再会だったが、覚えていてくれて開口一番「過日は小さなプレゼントをありがとう」と言われた。実は先のドイツ旅行中にマンハイム音大に立ち寄って守衛さんに「ミニ・ハーモニカ」をレクム教授に渡してくれるよう頼んでおいたのだ。(因みに守衛さんの名前はシューマッハさん。F1ドライバーの真似をすると「その通りだ」と笑っていた)。ノルトハウゼンのKbさんがよろしくと言ってましたと伝えると「ああ、Kbは時々家にお茶を飲みに来るよ。彼はマウスピースを沢山持っていてねー」だって。
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12月4日(月)陽が出てても寒い | ||||||||||||||
Ymさんと最初に出会ったのはかれこれ30年前だ。僕が本社営業で教育用楽器を担当していた7年の間にYmさんとは本当に良い仕事を沢山させてもらった。プラスチック・リコーダーの全面モデルチェンジ、普及クラス木製リコーダーの開発、木目高級ABSリコーダーの発売、バロックピッチのデナーモデルの発売、そして片手リコーダーの開発。 東京リコーダーカルテット、柳生先生、H.Mリンデ、ケンブリッジ・バスカーズ、クナイス、ハウヴェ等との交流。 Ymさんは間違いなく日本一と言って良い知識とリコーダー造りの腕を持っているのに決して奢らず、他人を非難せず、常に謙虚で、心底温かい心の持ち主である。全く正反対の性格の僕はYmさんから人間の優しさや誠実であることの大切さを学ばせてもらった。どうかいつまでもYmさんのままでいてください。 ありがとう。心からの感謝を込めて。 |
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11月28日(火)10月下旬並みの陽気 | ||||||||||||||
11月24日(金)あした天気になーれ | ||||||||||||||
皆さんはもう20日発売の「パイパーズ」304号を読みましたか?「ホルツの会inドイツ」と銘打ったKj氏の記事が見開きで巻頭を飾っています。あれからもう2ヶ月が経過しようとしていますが、記事や写真を見るとあの時の空気感が昨日のことのように蘇ってきます。当日の録音3曲を新設したプロフィール>「おみみよごし」にアップしました。例のサンヨーICレコーダーの内蔵マイクで録ったので音は良くありませんが、演奏の熱気と会場の温かい雰囲気は充分に伝わってきます。なお、来月号には拙稿が掲載される予定です。冬休みのひまつぶしにお読み下さい。 あっと、それからホームページ・ビルダーをV7からV10にヴァージョン・アップしたら「テスト」作成機能が追加されていたので試しに作ってみました。賞品はありません、あしからず。 |
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11月19日(日)午後から小雨 | ||||||||||||||
ところがそうは簡単に問屋が卸さなかった。バッファローの説明によれば@モデムとエア・ステーションをLANケーブルでつなぎ、Aパソコンに付属のCD−Rをセットして、BAOSSボタンをピッと押せば、ハイ接続完了!とのことなのだが、全然完了しないのだ。パナソニックの相談窓口に電話をかけて応対に出た男性に事情を説明すると驚きの答えが返ってきた。「AOSSはバッファローさん独自の規格ですので当社のパソコンは対応しておりません」。「え?!じゃ何で推奨機種に指定してるんだ!」と語気を強めると「ご意見は開発の方に申し伝えておきます」だって。何たる無責任。全国でどれだけのユーザーが困っていることか!仕方がないのでそれから手動で設定作業を進めたが、PPPOEだのSSIDだのAESだのチンプンカンプン。精根尽き果てたところでまたパナソニックの相談窓口に助けを求めると、今度は女性の担当が出て丁寧にチェックポイントを教えてくれた。初めて無線でつながった時には声しか知らないその担当者が女神のように思えたものだ。早速用もないのに無料のホットスポットがある「つま恋」に行ってインターネットに接続してみた。さーて、これからこの無線LANで何をするのかを考えよう。 |
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11月15日(水)寒風強し | ||||||||||||||
![]() だが、老いも若きも、上手いも下手も、プロもアマも、和楽器も洋楽器も、そしてエーラーもベームも、互いに力を合わせ補い合って演奏をする楽しさを、是非横浜から日本中に、否、世界に向けて発信したい、また、出来ることなら5,6年前にバンクーバーで樹立されたという6,500人の大合奏ギネス記録を横浜で塗り替えたいと願っている。この記録を破れるのは世界広しといえども、音楽教育水準がずば抜けて高い日本をおいて他にないと信じているから。「自由演奏会2006」に興味があればこちらをご覧下さい。http://www.yamaha.co.jp/jiyuuensoukai/concert/2006.html 私もエーラーを持って参加します。あなたも参加してみませんか? |
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11月7日(火)うす曇 | ||||||||||||||
ねーねー、今日の「毎日モーツァルト」観た?昨日の予告でシュタットラー(番組ではシュタードラー)をやるというから楽しみにしてたんだけど、話はザビーネ・マイヤーの第2楽章の演奏をバックに「クラリネット五重奏曲」の話からシュタットラーが考案したバセットクラリネットの話に移って・・・ここで一瞬バセットクラを吹く奏者のカットがあったけど、あれはヴォルフガング・マイヤーだったような・・・なぜか懐かしのというか1ヶ月前に行ったばかりのバンベルクの街並みが映し出された。 知らなかったー。NHKが取材に来たなんて話全然してなかったし。今日日本で放送されたことを知っているのだろうか?セゲルケさんは近々日本に演奏旅行に来るはずだから画像をプリントアウトしてプレゼントしよう。 |
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11月2日(金)すっかり秋めく | ||||||||||||||
もう3年経つというのにまだ新婚気分が抜けず、遠くから眺めても近くに寄っても、なんてカッコいいんだろう!と独り悦に入ってしまう。最近は電車通勤にしたので週末以外あまりかまってあげられないのがかわいそうだ。きびきびとよく走るし、距離はまだ4万Km足らずだが燃費もリッター13Kmを切ったことはない。確かにトランクは狭いが、いざとなれば後席を倒せるから、今まで積みたくても積めなかったという経験はない。そんなことより、総身に知恵が回っているというか、この必要にして充分なコンパクトさがこのクルマの賢さなのだ。 最近はこの掛川にも仲間が随分と増えてきた。シルバーやレッドは平凡だが、グリーンやブルーはとてもきれいだし、ペッパー・ホワイトという白も素敵だ。だが、なんと言ってもリキッド・イエローほどMINIに似合う色はなかろう。目立つことこの上ないけど、可愛い上に品のよさがある。この魅力的な色が来年のモデルからなくなってしまうというから驚きだ。きっと売れなかったんだろうな。どうやら僕の好みはいつもマイノリティらしい。 |
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10月22日(日)夕方から小雨 | ||||||||||||||
いずれこうなることを予想して次なるパソコン選定作業を開始していたのだが、とにかく持ち運びできる小さくて軽くてバッテリーが長持ちするものという基準で選んだのがパナソニックの12.1型W5である。何しろ今年4月の発売当時、世界最軽量の1199gでバッテリーは15時間持つそうだ。これまでのダイナブックは15型で3Kg以上あり、バッテリーも2時間しか持たなかった。 この手の話として如何に自分が安く買ったかという自慢話が続くのだが、僕の場合は、Officeがインストールされてない機種、モデルチェンジ直前の値引き、プロバイダー変更による特典などで市価より10万円以上安く買うことができた。昨日から使い始めたばかりだがメモリー容量やCPUの性能が上がっていることもあり実に快適である。このW5を使ってそろそろドイツ旅行の整理を始めよう。 |
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10月16日(月) | ||||||||||||||
ごく一部に公開の希望があったエーラーによるボレロ・ソロをこちらにUPしました。 ほんとに日本初演?! |
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10月9日(月)日本は暑い | ||||||||||||||
また今想い返しても心が震えるのは、マイニンゲンの博物館であのミュールフェルトのクラリネットをこの手で触れることができたこと。これもセゲルケ氏やゴルツ館長の溢れんばかりの好意と機転とによってもたらされた結果だった。言葉は不充分でも音楽という共通の言語によって心を通わせることが出来る。あらためてその真実を確認できた旅でもあった。 Vielen Dank!!! |
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9月27日(水)小雨 | ||||||||||||||
それからは一行と別れてトーマス・クックの時刻表を片手にニュルンベルクやハイデルベルクなどを回ってきます。特にバンベルクからローカル線に乗ってマイニンゲンの博物館に安置されている?ミュールフェルトのクラリネットを見に行くのがハイライトのひとつです。今回の旅でどのような出会いや発見があるのかとても楽しみです。無事帰ってこれたら色々と報告します。では、行ってきます。 |
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9月15日(金)さわやか | ||||||||||||||
ライスターは言うまでもなく帝王カラヤン率いるベルリンフィル黄金期の不動の首席奏者。その全音域に亘る滑らかで柔らかな音色と堅実かつ華麗なテクニックは他の追随を許さず、世界中のクラリネット奏者の賞賛と羨望と憧憬の的だった。ライスターを聴いてクラリネットを始めたりドイツ管に興味を持ったりした人は日本にも数多くいるに違いない。ホルツ会員の中にもメールアドレスがleisterという人がいるくらいだ。
ブータールは僕のレコードを見てその時こう言ったのだ。「こいつ(ライスター)は上手いよ。きっと有名になる」。そんな訳でこのドイツ・グラモフォンの黄色いレコード・ジャケットの中には、なぜかフランス人のアンドレ・ブータールと、その時フルートを吹いていたジャン・ピエール・ランパルのサイン(カタカナでランパルと)が書いてあるのです。僕のお宝レコードの1枚。 ライスターのレッスンは70近い年齢を感じさせないバイタリティに溢れた説得力のある素晴らしいものだった。実に多くの驚きと発見に満ちていた。整理して報告したいのだが、余りにも得たもの、与えられたものが多いのでまだ充分消化できずにいる。「受講してよかった」それだけは間違いない。 |
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9月3日(日)秋晴れ | ||||||||||||||
自分にとってちょっとしたハードルを乗り越えたときの気分は格別である。実行委員の一人として一年前から企画に参画してきた昨日の静フィルとのジョイントコンサートは大成功だった。会場の掛川市生涯学習センターホールはキャパ一杯の千人以上のお客様で満席となり、第3部の静フィルとの合同演奏では136人もの両楽団員が、ステージから溢れんばかりに並び「威風堂々」と「ハンガリー舞曲第5番」を熱演。最後にはこの演奏会を提唱したTz掛川市長が「ラデツキー行進曲」を指揮して満場割れんばかりの大喝采の中で無事幕を閉じることができた。 |
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8月26日(土)曇り | ||||||||||||||
まさかj自分が「浅草サンバカーニバル」に出演するなどとは夢にも思わなかった。なぜそんなことになったのか?全ては「自由演奏会 in
静岡グランシップ」で僕が譜面台を置き忘れたことによる。その譜面台をピックアップしてくれた杉山先生と後日電話でどこで受け取るか相談した際に「26日に浅草で自由演奏会をやるからそこで渡すよ」ということになった。朝9時半に集合場所の浅草産業貿易センターに行って譜面台を受け取り、早々に退散しようという腹積もりだったのだが「譜面台はクルマのトランクに入ってるけど今渡すと荷物になるから自由演奏会が終わってからでいいよね」と杉山先生。どうやら僕も当然参加すると思っている口ぶりなのだ。「え?あのー、まあ、、」などと曖昧な返事をしている内に人はどんどん集まり、事はどんどん進んで悲劇の幕が開いてしまった。人には抗えない運命というものがあるのだ。
さて、いよいよ出番である。ところがスピーカーから流れるアナウンスの声や他チームの大音量の音楽にかき消されてスタートの笛の合図が聞こえない。おまけに交通整理のおまわりさんの笛も紛れ込んでくる。こうなれば視覚に頼るしかない。周囲の仲間が動き出したのを察して行進を開始した。こうして約1Kmの道のりをクラリネットを吹きながら、さらにサンバのリズムに合わせてステップを踏みながらパレードしたのだが、ゴールにたどり着いた時には全身汗びっしょりで息も絶え絶えの状態だった。エーラーとサンバの関係はかなり遠いことを思い知らされた。途中審査員の採点があったそうだが、顔がこわばり指も足ももつれ気味の年長エーラー吹きが減点の対象となっていないことを切に望むばかりである。 その日の夕方に行われたホルツの練習では明らかに集中力を失っていて単純なミスを連発してしまった。ごめんなさい。 |
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8月23日(水)残暑厳しい | ||||||||||||||
ライナー・ミュラー・ヴァン・レクムという名前を初めて聞いたのは数ヶ月前、ホルツの会きっての情報通Kj氏からだった。「現在ドイツクラで一番良い音してるのは誰だろう?」という会話を交わしていた時だ。一度では聞き取れない名前のその奏者は毎年夏に長野県飯田市で開かれる音楽祭に来ているという。 早速インターネットで調べてみると「アフィニス夏の音楽祭」というホームページに氏の顔写真とともに略歴が載っていた。ハノーファー生まれ、H・ダインツァーに師事、ザールブリュッケン放送響首席、マンハイム音大教授とある。ダインツァーの弟子ならザビーネ・マイヤーと同門だ。飯田なら地理的にも近い。これは是非とも聴きに行かねばなるまい。 というわけで、たった1日ではあったが実際に自分の耳でレクム氏の演奏を聴き、レッスンを聴講し、また親しく会話することもできた。氏の音は確かに今まで聴いた中でベストと言える音だった。柔らかく包み込むような響きでありながら音の芯はしっかりとある。ダイナミックレンジは広く、ピアニシモでもノイズは皆無、フォルテシモでも決して破綻しない。 これは何としても氏の音の秘密を聞き出したいと、氏の1日のスケジュールが終わった頃を見計らって話し掛けた。190cmはあろうかという長身だが知的で優しい目をしている。自分もエーラーを吹いていると自己紹介すると大層驚き、逆に質問攻めにあった。日本でエーラーを吹いているプロは何人いる?ホルツの会員は何人?ドイツ人もいる?誰でも入れるの?等々。こちらも負けじと質問した。リードは?マウスピースは?楽器メーカーは?その答えは「リードはヴァンドレンのホワイトマスター(50枚に1枚位しか良いのがないけど)」「マウスピースと楽器はクロンターラー(KRONTHALER)」とのこと。この初耳メーカーの楽器は下管のトーンホールを大型化するなどしてノイズを大幅に低減したそうで、目の前でゆっくりと半音階を吹いてくれたが、なるほど全くと言って良いほど風切り音がしない。仕上げもブリツァー並に優れている。 氏の音質の素晴らしさを賞賛すると「ここまで来るのに長いこと(long time)掛かったよ、、、」と妙にしんみり言った。
その他雑談から。ドイツでベームが増えてるなんてことはない。ドイツでベームを吹いてるプロは自分が知る限りシュツットガルトの1人を含めて5人位。リガチャーはイシモリのシルバーを愛用してる。カッパー(銅)の方がずっと安いけどほとんど機能は変わらない。数日前イシモリに行ったけどミスター・イシモリは留守だった。え?ホルツがドレスデンで「魔弾」を演奏するって?すごいじゃないか、頑張れよ!今年12月にザールブリュッケン放送響の一員として再来日し、ミスター・Sことスクロバチェフスキーの指揮でベートーヴェンの交響曲を演奏するよ、等々。 レクム氏の音がオケの中でどのように聴こえるのだろう?是非確かめに行きたいものだ。 |
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8月11日(金)明日から夏休み | ||||||||||||||
静フィルは来年創立30周年を迎える静岡県アマオケ界の名門で静岡市を中心に活発な演奏活動を行っています。団員も100名近くいるようで、創立わずか4年のこじんまりとした掛オケとは「格」が違います。なぜ歴史も規模も活動拠点も異なる2つのアマオケが掛川で競演することになったのか?・・・よく分かりません。が、一応「掛川市合併記念事業」と銘打っているように、Tz新掛川市長の意向が大きかったことは間違いないでしょう。静フィル側はどう思っているか知りませんが、当団にとって相手に不足はありません。団員は俄然対抗意識を燃やしていますが、実は、迫力や演奏技術で聴き劣りして恥をかきたくないというのが本音です。さて、演奏曲目ですが、先方は「ペールギュント全曲」語り付き、という癖球を投げてきました。しかも語部はベテラン有名女優、稲垣美穂子さんです(実はよく知らない)。これは我々には蒙古か黒船の襲来に匹敵します。迎え撃つ当団は正面撃破は不利と見て「天才子役二人+ボレロ」という秘密兵器を用意しました。人数では負けても個人技で勝負!という作戦です。天才子役の一人は掛オケにはお馴染みの長尾春花さん(現在東京芸大付属高校1年生)で、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲第1楽章を、もう一人は静岡県学生音楽コンクールで優勝した掛川出身の中学3年生、日比恵三君で、超絶技巧曲サラサーテのカルメン幻想曲を演奏します。 自分で言うのもおこがましいですが、現在掛オケの管楽器セクションには名手が揃っているので「ボレロ」もかなり聞き物です。難フレーズで悪名高いトロンボーン・ソロは、先日4人のメンバーが全団員の前で演奏し、多数決で選ばれました。クラリネットはというと、若くて上手い二人の相棒にソロを任せ、僕は延々とラ、レ、ファ♯しか出てこないバスクラに回ってラクをしようとしていたのですが、急遽一人が本番に出られなくなり僕がB♭管のソロを吹く羽目になりました。エーラーによるボレロというのも日本ではめったに聴けない貴重な記録になるかも知れません(笑。 このコンサートの最後には2つのオケが合同で「威風堂々」などを演奏する予定ですが、あの狭いステージに全員乗れるのか、当日になってみなければ誰にも分かりません。これも県西部特有の「やらまいか精神」というやつなのでしょう。 なお、今度の14日(月)にソロを入れてメンコンとカルメンの公開練習を行います。掛川近辺にお住まいの方(いないか)は19:00〜21:00に生涯学習センター第4会議室にお越しください。未来の巨匠、ソリストや堺先生のサイン付き。そうそう、このスリリングな?ジョイントコンサートのチケット(前売り1,500円)ご希望の方はメールをください。 |
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8月8日(火)台風迫る | ||||||||||||||
肝心の音色は、明るいというか、クリアというか、決して太く力強い感じではない。時に緩やかなヴィブラートをかけたりして結構薄目のリードでラクに吹いているように思えた。ファゴットやホルンとユニゾンで吹く時には響きに輪郭を与えるようで柔らかく美しいのだが、第2楽章のようなどソロとなるともう少し厚みや温か味があってもいい。アンブシュアや楽器の構え方はザビーネにそっくり、というのもお兄さんには失礼な言い方だが、ほとんど同じ曲を入れている夫々のCDを聴くと、多くの点でほんの僅かずつサビーネが上を行っていて、天才を妹に持つ兄というのも大変だなー、という気になってくる。 |
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8月6日(日)ひたすら暑い | ||||||||||||||
セットアップ後のTEST。・・・やれやれ何とか回復したようだ。
セットアップはこれで3度目だが、データーのバックアップやアプリケーション・ソフトの再インストールが面倒この上ない。この際この大きくて(15in)重くて(3Kg)トラブル続きのパソコンをやめて、小型・軽量のモバイル・パソコンにしようか、ついでに頼りない静岡のプロバイダーも大手に変えようかなどと思い巡らせている内にもどんどん症状が悪化。このままでは蓄積したデーターが消滅しかねないので連休をつぶしてとうとう引越しを敢行した。どうやらセットアップは成功したようで、まるで見違えるようにサクサクと動くようになった。バックアップ用のCD−R(30円)以外一銭も掛からなかったことは幸いである。過去のメールやアドレスや住所録や履歴は全て消えてしまったのでまるで生まれ変わったように感じられる、というのはやせ我慢。 |
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7月22日(土)忘れた | ||||||||||||||
MINI浜松のセールスのFj君から電話があり、DMを見てくれましたか?言う。そう言えば一週間ほど前に来ていたが、どうせ展示会の案内だろうと、中身も読まずに捨ててしまった。そう伝えると、良い話があるから是非来店して欲しいと言う。買い替える気は全く無かったが、最近のMINIはどう変わっているのか興味があったので久し振りに店を訪ねた。
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7月15日(土)真夏のよう | ||||||||||||||
ひとしきり昔話に話が弾んでMs君が丁寧に淹れてくれたコーヒーを戴くと、これが実に美味かった。何でも心酔したコーヒーの先生に弟子入りを懇願して直々にノウハウを伝授してもらったらしい。焙煎機もアナログ式と高価なデジタル式を購入し、毎日少量ずつ焙煎して販売もするとのことだった。ただ一つ心配だったのは、あの美味しい一杯立てのコーヒーがたったの350円だったこと。 あの二人はその後上手く行っているだろうか?この1年間、いつも心の隅で気掛かりだった。だが、今回再び訪れてみてどうやらそれは杞憂に終わったようでほっとした。店はとても繁盛しているようだった。僕が店に入った時はカウンターに一つ席が空いているだけだったし、客が帰ればまた客が入ってくると言う具合だ。「お陰さまで固定客も増えましたよ」とMs君が微笑む。「週に一回の休みも買出しで忙しくって、、」と手作りランチのトルティーヤを出しながら奥さんも笑っている。
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7月8日(土)長野も暑い | ||||||||||||||
巨大な仁王像が両脇に立ちはだかる山門をくぐると堂々たる本堂が姿を現した。階段を上がると小さな座像の周りに人だかりがしていて、皆しきりにその像に触っている。よく見るとその木彫の像の顔や手足はつるつるに磨り減っている。何でも自分の患っている所を触ってから「びんずる尊者」と呼ばれるその像の同じ所を触ると病が治ると言い伝えられているそうだ。団体ツアーのガイドさんが、「順序を間違えると益々悪くなりますよ」などと言って笑わせている。僕も余程タンギングが速くなるように舌に触ろうかと思ったが、びんずるさんがのっぺらぼうではそれも叶わなかった。 さて、信州と言えば蕎麦である。別に蕎麦の味にうるさい訳ではないが、折角信州に来たのだ、どこか美味そうな店は無いかと捜したところ、手打ちの実演をしている古めかしい蕎麦屋を見つけて入った。「大丸」という屋号のその店は老舗らしい店構えなのに意外にも値段が安く、頼んだ一番高い天ぷら更科そばでも1,300円である。手打ち麺には適度なコシがあり、つゆも濃い目でダシが利き、天ぷらも揚げ立てで大満足した。だが、真夏のように暑かったこの日、一番美味しかったのは近くの甘味屋さんで食べたクリームあんみつだったかも。 |
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7月5日(水)雨、鬱陶しい | ||||||||||||||
拉致問題で散々北朝鮮からバカにされても経済制裁に踏み切れなかった弱腰政府が、ミサイルを7発も発射されてやっと目が覚め、慌てて経済制裁を発動するというのも何時もながら実に情けない話だ。小泉さんもプレスリー邸ではしゃいでる時でなくて良かったね。運も実力の内か。今回の事件で一番得をしたのは安部官房長官じゃないだろうか。これだけ会見でプレゼンスが上がれば次期首相間違いなし? 因みに「テポドン」も「ノドン」もその存在が確認された北朝鮮の地名で、アメリカが勝手に命名したものだそうだ。そのアメリカもイラクで失敗しているから簡単には手を出せない。落ち目のブッシュと引退間近な小泉がどのような対応策を講じるか?金正日体制殲滅への国際的「詰め将棋」はサッカーのワールド・カップなんかよりずっと興味深い。 |
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6月21日(水)蒸し暑い | ||||||||||||||
今年はモーツァルト生誕250周年に当たるので、あちこちのテレビ局でモーツァルトの特番を組んでいる。僕が毎日楽しみにしているのはNHKBSハイビジョンで放送しているその名も「毎日モーツァルト」。朝7:30からなので出勤の支度をしながら見るのにちょうど良い。モーツァルトの子供の頃の曲から年代順に代表作を、関連する人物や建物や風景等の映像とともに流してくれるので勉強にもなる。 今日、第98回目の作品はウィーンの皇帝ヨーゼフ二世が愛好したハルモニームジークの代表作「グランパルティータ(13管楽器のためのセレナード)」だった。毎回番組の冒頭に作品に対する有名人の解説というか思い入れみたいなインタビューが入る。今日は俳優の江守某だったがこれは無くもがなだ。 さて、紹介される音楽が専門外のヴァイオリンやピアノならふんふんと頷きながら聴いていれば良いのだが、ことクラリネットが活躍する名曲となると番組の見方も俄然厳しくなってくる。
ところが、BGMの演奏団体のテロップが出て興ざめしてしまった。「ベルリンフィル管楽合奏団」。なぜ「ウィーンフィル管楽合奏団」を選ばなかったのか?せっかくのこだわりも帳消しで「画竜点睛を欠く」とはこのことだ、というような意地悪な声にめげず頑張って続けてほしい。 |
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6月4日(日)晴れ | ||||||||||||||
今日お客様のアンケートを全部読んだ。やはりチャイ5の盛り上がりを絶賛する声が多かったけど、モーツァルトを弾いた今田君のピアノに癒されたという感想も多数寄せられた。彼の邪念のない透明な音がモーツァルトの澄んだ音楽にとてもマッチしていたからだ。地元の市民オケとの共演が少しでも彼の経験や自信に繋がってくれれば嬉しい。「曲目解説が分かりやすくてよかった」と書いてくれた人が1人いた。こんな一言で喜ぶ人がどこかにいるのだから、どんなことでも褒めてあげましょうね。 さて、今晩は浜松のアクト大ホールで堺先生がヤマハ吹奏楽団を指揮した。2時間半に及ぶ大コンサートで、委嘱作品(つまり日本初演)が3曲もあり、最後はバーンスタインの「キャンディード」をオペラ形式で演奏したのだが、それがまた感動的に素晴らしく、満場の喝采を博していた。前日掛川でクラシックの本番を振り、翌日浜松で吹奏楽の本番を振る。曲は合計10曲にもなる。きっと他にも沢山曲を抱えているに違いないのだが、一体頭の中はどうなっているのだろう? こんなに忙しいスケジュールにもかかわらず愚痴一つこぼさず、欠かさず指導に来て下さる堺先生に対し、今後も感謝の気持ちを忘れずに良い演奏をして報いたいものだ。 |
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5月30日(火)東京は人大杉 | ||||||||||||||
今年創立60周年を迎えるというバンベルク交響楽団は今回が11度目の来日で、この夜の演奏がちょうど通算100回目の記念すべき日本公演だったそうだ。初来日は1968年、懐かしのヨゼフ・カイルベルトの指揮で「英雄」を演奏した。当時テレビでその演奏を聴いたけど、第4楽章のクラのゆっくりした上行型のソロ(ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・♭シ)が如何にもドイツ管らしい骨太で力強い音色だったと記憶している。 今回の演奏会プログラムはクラ吹きの力量を知るには打ってつけの「未完成」と「ベト7」を選んだ。このオケ自体の実力はと言うと、勿論かなりの高いレベルではあるのだが、ちょっと荒っぽいというか統制がとれていないというか、ベルリンフィルのように超一流というわけにはいかない。真っ先にクビにすべきはトランペットで、委細構わず吹き散らす上に、アインザッツで飛び出したり、音程がとんでもなく上ずったりして全体の印象を大分損ねていた。また、長身で美人のオーボエ嬢は確かに音も良く上手いのだが、マイペースなテンポで伴奏とずれたり、楽譜にない独自の(勝手な?)アーティキュレーションで吹いたりしている。ま、全ては首席指揮者であるジョナサン・ノットの統率力の弱さに起因しているのだが、彼自身このオケにずっと留まろうという気はさらさらないのだろう。 さて、肝心のクラだが、1stの席に座っていたのは意外にも若者。「未完成」2楽章の長いソロは2ブレスで無難に吹いたものの、息を節約したためか、上のCのクレッシェンドが利かない。「ベト7」の2楽章でも全体の響きを掻き分けて突き抜けてくる力強さが足りない。「おかしいなー、音色は確かに柔らかいけど、あれがほんとにG3の音?今日は彼に良い事が言えそうもないから会わずに帰るか、、、」と終演後気のない拍手をしている内にアンコールが始まった。ところがこれが凄かった!エネスコのルーマニア狂詩曲をさらに過激にしたような超特急の曲(後でリゲティの「ルーマニア協奏曲」第4楽章と判明)で、クラリネットが大活躍。楽譜を見るのも恐ろしいような難解なジプシー音階をものすごい勢いで吹きまくり、演奏後は周囲の団員からも盛んに祝福されている。彼はやはり只者ではないようだ。
その時こそギュンター氏の音も聴けるだろうし、有能な若手エーラー吹きであるクリストフ君との再会も果たせるだろう。ドレスデン・ツアーの楽しみがまた一つ増えた。 |
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5月24日(水)やたら蒸し暑い | ||||||||||||||
今回僕の出番はチャイコの1アシ、モーツァルトのトップ、ロッシーニの2ndです。 エーラー吹きはロッシーニの「セビリア」を甘く見てはいけません。B♭管で吹くと♯が3つのイ長調になりますが、2箇所あるロッシーニ・クレッシェンドでは「パテントcisキイ」が大活躍します。こんなにこのキイのありがたみを実感する曲も少ないでしょう。 モーツァルトのPコンは、全楽章を通じてクラがとっても“美味しい”曲ですが、3楽章の本番のテンポ(つまり速くなる)次第では舌が追いつかない「危険水域」が何箇所もあります。その場合は無理にタンギングして遅れるよりも「スラーで吹いちゃえ!」と心に決めています。また、とても美しい2楽章冒頭(7小節目)のソロは、エーラーで一番出しにくい上のCの、しかもp(ピアノ)で始まるので、当日は多分とても緊張してうまく出ないおそれがあります。でも、Pを意識しすぎて音がかすれるよりも「mf位で吹いちゃえ!」と心に決めています。 なお、プログラムにチャイ5の曲目解説を書きました。お近くにお住まいの方は是非ご来場下さい。 |
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5月21日(日)久し振りの初夏陽気 | ||||||||||||||
ベームでもドイツ管らしい音色を出す人もいれば、エーラーを吹いていてもドイツ管らしからぬ音を奏でる人もいる。結局はその人が持っている音色のイメージが楽器というインターフェースを経て醸し出されるのではないだろうか。ドイツ管の音色イメージを持つ人はドイツ管とその仕掛けを使った方がそのイメージをより実現しやすいと言うに過ぎないのだろう。 ただ最近残念に思うことは、オケやソロを聴いてもドイツ管とフランス管の音色の差がかつて程際立たなくなっていることだ。人や物や情報が自由かつ短時間に行き交う時代にあって、同質化は止むを得ない流れなのだろうが、クラシック音楽におけるクラリネット演奏を心の糧とする者としては、ドビュッシーやラベルが作曲時にイメージしたであろう音色と、ブラームスやブルックナーがイメージしたであろう音色とを演じ分けたいと高望みし、そしてあれこれと悩むことになる。良い音は一つだと言われればそれまでだが、自分が理想とする音色のイメージを磨くために日々注意深く耳を澄ませたいものだ。 |
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5月19日(金)もう梅雨かよ | ||||||||||||||
掛川市立病院の口腔(こうくう)外科医が下した診断結果は「顎(がく)関節症」だった。その瞬間「やっぱりね!」と妙に嬉しい気持ちが湧いたが、もちろん喜んでいる場合ではない。1ヶ月ほど前に左奥歯の治療をしてから食事の後や楽器を吹いた後に右のあごが痛くなり始めた。特に掛オケやホルツの練習でクラリネットを吹いた後には上あごと下あごがずれて噛み合わない感じで、無理に口を閉じようとすると右あごの付け根、つまり右耳の穴の辺りに激痛が走る。また、口を開ける度にまるで油が切れた蝶つがいのようにガリガリ、ゴリゴリと音がする。
その口腔外科医はレントゲン写真を見ながら僕のあごを掴んで押したり引いたりしながら言った。「右のあごの筋肉が硬化しているのでスムーズに動きませんね。長年楽器を吹いてきたことと関係があると思いますよ。普通の生活ではあごの筋肉を緊張させることなんかありませんから。筋肉を柔らかくする薬を続けて飲めば一ヶ月位で治りますよ」。 そうなのか、ま、確かにかな〜り長い間クラを吹いてきたもんなー。クルマで言えば10万Kmを超えたポンコツかも。早く治したいのは山々だから処方された薬を毎食後に飲み続けているけど、一ヶ月も「筋弛緩剤???」みたいなものを飲み続けて大丈夫なんだろうか? |
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5月15日(月)やっと晴れた | ||||||||||||||
とうとう来年の定演プログラムが決定した。各パートリーダーなど約20名で構成される「選曲委員会」が白熱した議論の末に出した結論は、【1プロ】ローマの謝肉祭(ベルリオーズ)【中プロ】エニグマ変奏曲(エルガー)【メイン】マ・メール・ロア(ラヴェル)である。インペクである僕は司会・進行役に徹したが、密かに目論んでいた【1プロ】牧神の午後【中プロ】ラ・ヴァルス【メイン】ラプソディー・イン・ブルーは見事に全部落ちた(笑。でもまあ、こんなプログラムで演奏会を開くアマオケなんて実にユニークだし、「ローマの謝肉祭」も「エニグマ変奏曲」も「マ・メール・ロア」も、アマオケ歴ん十年の間に一度もやったことがないので嬉しい限りだ。特に「エニグマ」は「アダージョ(ニムロッド)」くらいしか知らなかったが、早速スコアを買ってみたところ全部で14曲もあることを初めて知った。曲の長さや編成の規模からいってもこっちをメインプロにするべきかも知れない。それにしてもなぜ「エニグマ」がこんなに票を集めたのか?未だにエニグマ(謎)である。 年に数回しか演奏機会を持てないアマチュアにとって同じ曲を何度も演奏するほどつまらないことはない。星の数ほどある名曲の世界を1つでも多く体験してみたいものだ。それに演奏曲目を自分達の意志で自由に決められるのもアマチュアの特権だろう。常識的には無謀とも思えるバルトークの「管弦楽のための協奏曲」(通称「オケコン」)を推した僕と同世代のヴィオラ弾きが呟いた。「だって、この機会を逃したらきっと一生弾くことないだろうから、、、」。うん、解るよその気持ち。僕らに残された時間はそう多くはないもんな。 |
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5月2日(火)明日からGW | ||||||||||||||
第4回の掛オケ定演が近付いて来た。6月3日(土)18:45開演、掛川市生涯学習センターホール。入場料1000円。曲目はロッシーニ「セビリアの理髪師」序曲、モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番」、チャイコフスキー「交響曲第5番」。指揮は勿論堺武弥先生。ピアノを弾くのは掛川出身の今田篤(いまだあつし)君で、現在東京芸大付属高校在学中の弱冠16歳。ショパンコンクールin
Asia
や全日本学生音楽コンクールなどで上位入賞を果たしている逸材で、どんなモーツァルトを聴かせてくれるかとても楽しみだ。なお、チケットのご用命は当方800円で承っております。 ゴールデンウィークが明けると早速恒例の「つま恋」合宿があり、定演に向けて最後の仕上げに励むわけだが、初日の夜に次回定演の「選曲委員会」が開催される。1年に1度しか定演を開かない掛オケ団員にとって次期練習曲は最大の関心事だ。実は、掛オケは奇数回の定演にはあるコンセプトを持って選曲することにしている。小都市のアマオケが、大都市のアマオケがよくやるような曲をやっても存在意義が薄い。隠れた名曲を発掘し挑戦することによって団員の経験や見識を広めるとともに技術の向上を図ろうという考えだ。因みに第1回定演のメイン曲はメンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」、第3回はファリャの「三角帽子」(これには苦労したが楽しかった!)だった。 今回のコンセプトは二つ、「ドイツとロシア物を除く」と「他のアマオケが余り採り上げない名曲」である。日本は伝統的にプロオケも含めてドイツ音楽偏重で、ドイツ・オーストリー系の音楽が演奏曲全体の約8割も占めているし、ロシア作品を除いたのはチャイコをやったばかりだから。 さて、団員からこれらの条件に適った曲を募集したところ、出るわ出るわ。候補曲は以下の通りだ。 【1プロ】@亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)A牧神の午後への前奏曲(ドビュッシー)Bローマの謝肉祭(ベルリオーズ)C優雅で感傷的なワルツ(ラヴェル)D夜想曲より「祭り」(ドビュッシー)Eキューバ序曲(ガーシュイン)F舞踊組曲(バルトーク)G2つの映像(バルトーク)Hハンガリーの風景(バルトーク)【2プロ】@ラ・ヴァルス(ラヴェル)Aクープランの墓(ラヴェル)B小組曲(ドビュッシー)Cディヴェルティメント(バーンスタイン)Dルーマニア民族舞曲(バルトーク)E懐想譜(保科洋)Fエニグマ変奏曲(エルガー)G歌劇「ピーター・グライムス」から四つの海の間奏曲(ブリテン)Hガランタ舞曲(コダーイ)Iくじゃくの主題による変奏曲(コダーイ)【3プロ】@管弦楽のための協奏曲(バルトーク)A交響曲二短調(フランク)Bラプソディー・イン・ブルー(ガーシュイン)C大峡谷(グローフェ)Dマ・メール・ロア(ラヴェル)E動物の謝肉祭(サン・サーンス)F交響曲第1番(ビゼー) Gローマの「噴水」「祭り」「松」(レスピーギ)H交響曲第4番「不滅」(ニールセン)。 こうしてみるとドイツ・ロシア圏以外にも沢山名曲があるもんだねー。恥ずかしながら知らない曲も結構あるからGW中に俄か勉強しなくちゃ!最終的にどれが選ばれても来年の定演は面白くなりそうだ。 |
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4月27日(木)降ったり晴れたり | ||||||||||||||
さて、その報告を受けて早速V12の3を購入し、現在愛用のG3に付けて吹いてみると、なるほど意外にもちゃんと鳴るではないか。リード先端の幅がドイツ管用よりも約1mm広いので、マッピからはみ出してしまう感じだが、音量は明らかに増加する。その代わり音色はやや明るめとなり、音にピン角が立つようなベーム的特徴も僅かに感じられる。一番気になったのは、リード幅が広いせいか息を強く吹き込んだ時にリードが効率よく振動しないため、息が抜けず音の立ち上がりがやや遅れること。 だが、ライスターのように決して無理吹きせず、唄うように楽器を鳴らす吹き方にはぴったり合っているのだろう。また「音はきれいだが音量が足りない」という外野の声に対しても有利に働くはずだ。ライスターの音や演奏スタイルがこの上なく好きという人なら試してみては如何だろうか。 なお、リードに関しては最近Kn代表からサンプルをもらったFOGLIETTA(フォリエッタ?)というドイツのリードが素晴らしい。現在オケやアンサンブルでテスト中なので何れ結果をレポートできるだろう。 |
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4月15日(土)陽春 | ||||||||||||||
何でもTBSラジオのライブ収録に来たのだそうで、当日の演奏曲「ジャパニーズ・グラフィティ」の中で「水戸黄門」のメロディを三味線で弾こうという趣向だ。ラッキーさんは全くの三味線初心者だそうで、リハーサルではそれなりに弾けたものの、本番直前には傍から見ていても気の毒なくらい上がっていた。案の定、本番のソロでとちりまくったけど、ま、それも却って「自由演奏会」らしくてよかったかも。 |
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4月11日(火)春雨 | ||||||||||||||
どのスケール本にするか?悩んだ末に選んだのは、かつて内山洋先生からレッスンを受けていた時に購入したカール・ベールマン。古色蒼然とした装丁の中に何だか独逸音楽の伝統が息衝いているような気がするし、ベーム吹きだった当時は気付かなかったが、楽譜上にドイツ管の指使いが数字で示されているので、エーラー吹きにはとても勉強になる。 さて、3日坊主にならないよう2つの作戦を立てた。1つは、サボり防止用に楽譜と楽器をベッドの横にセットしておくこと。2つ目は、一番難しい調から始めることだ。だんだん険しくなる山に登るより険しい山の上から下りてくる方が楽だろうという勝手な理屈である。早速♯7つ、♭7つのスケールを捜したのだが、、、無い。
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4月5日(水)桜満開 | ||||||||||||||
という訳で、早速浜松店に出向きV12のエスクラ用リードを所望したのだが、普通の青箱ならあるがV12では出ていないと言う。カタログまで調べてもらったから事実なのだろう。だとすると銀箱の中身は普通のB♭管用だったのだろうか?「銀箱の3」と「エスクラリード愛用」はどちらもかなり確度の高い情報なのだ。 ライスターは今年もあちこちで公開レッスンをするようだから、誰か直接本人に聞いてみてくれないか。 |
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3月19日(日)春一番? | ||||||||||||||
この同窓会は数年に1回小規模に開催されていたが、メンバーの中から3年以内に大量の定年退職者が出るため今回が最後になるだろうとのことで、200人もの懐かしい顔が集まり、あちこちで30年振りの再会を喜び合う歓声が上がった。
我々団塊の世代が入社した昭和47年頃はオイルショックの直前で、まだ高度成長期の只中にあったから、支店内の雰囲気も実にのんびりしたものだった。何しろパソコンもEメールも無い時代だ。朝9時に朝礼が終わると、社員も管理職も近くの喫茶店でコーヒーを飲みながら新聞を読んだり世間話をしてから、おもむろに仕事に就くというのが日課だった。
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3月15日(水)春よ来い | ||||||||||||||
サンヨー電機が経営不振で大リストラ中らしい。昔から何となくサンヨーを贔屓していたのでちょっと残念だ。もちろん超一流ブランドと思っていたわけではないが、サンヨー製品は安い割りに使う側の立場にたってよく考えられている。昔使っていた加湿器は水の容器がぶ厚い立派なガラスで出来ていて、水の残量が一目で分かる上にインテリアとしても優れた造形だった。その加湿器が役割を終えた後もガラスの容器だけは捨てがたく、長く一輪挿しの花瓶として使っていたほどだ。
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3月2日(水)日本、寒いよ | ||||||||||||||
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2月14日(火)春が来たかな? |
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う〜む、吹奏族恐るべし。 |
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2月4日(土)どこが立春じゃ〜! | ||||||||||||||
ところが、先日4年ぶりにホルツの練習に顔を出した沖縄のユキちゃんから、自分で煎ったというコーヒー豆をもらった。なんでも自分で焙煎器を購入して毎日研究に没頭しているのだとか。「豆を煎っていると先ずイチハゼがあるんですよ。でも、そのあとの微かなニハゼを聞き逃さないようにしないとタイミングを逸します。それと焙煎した豆は一晩置いた方が絶対美味しいです、、、云々」ふーん、何だかカレーみたいだな。とにかくこの豆はテカテカと黒光りして実に香りが良い。どんな味がするか楽しみだ。早速掛川に戻って美味しいコーヒーを点てよう!と思ったのだが、、、。
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1月24日(火)寒さぶり返す | ||||||||||||||
異常に寒い冬のせいで、今年は部屋のシャープ製セラミック・ファンヒーターに随分世話になっている。だが酷使したせいか加湿装置が故障してしまった。普段なら部屋の湿度が50%以上に保たれるのに、せいぜい30%前後にしか上がらない。
だが、普段は水中に没していて簡単に取り外しも出来るこの小さな水車ポンプは、一体何を動力源にして回転しているのだろう?どう考えを巡らせても理解できない。そこで、だめ元でシャープのホームページからお客様相談窓口を捜し当て、メールで質問してみた。すると翌日早速返事が来て、故障のお詫びとともに以下のような説明があった。「給水ポンプは磁石の原理で回り、本体内部の同じ位置にもう一つモーターがあります。それが回ると磁力で給水ポンプも回るようになっております。そのため給水ポンプに水垢などがついて重くなると、回りにくくなります。、、、」なるほど!何という明晰な回答、そして何と簡便にして頭の良い仕掛けだろう!メールには給水ポンプの品番や価格(1,600円)まで明記されていた。単純にもすっかりシャープ・ファンになった僕は、早速部品を注文しそして取り付けた。元のように勢い良く回るようになったポンプのお陰で、以来部屋の湿度は快適に保たれている。
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1月13日(金)寒さ和らぐ | ||||||||||||||
「SPAM」は案外身近なところにあった。昨秋以来、周辺にSPAMを知っているか?と聞いているのだが、「ああ、大型のスーパーなら売ってますよ」とか「あれ、結構美味いっすよ」、「色んな種類があるんだよね」などと、とても認知度が高いのだ。 僕は先日思いもよらない山梨にあるドンキホーテの食料品売り場で発見した。ホーメル社のホームページの写真とそっくりな(当たり前だが)SPAMに対面した時はちょっと感激した。仔細に見ると、日本語表記のラベルが貼ってあったりして、グローバルに販売されていることをうかがわせている。早速買って試食に及んだが、、、んー、スパムメールの意味が少し解ったような気がした。
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2006年1月6日(金)やたら寒い | ||||||||||||||
元旦につま恋のチャペルで掛オケのメンバーと室内楽を演奏した翌日、東京の実家に帰った。だがテレビはどれもつまらないし、近所の店もほとんどやっていないのですぐ時間を持て余してしまった。こんな時こそイシモリにでも行ってマウスピースをじっくり選ぶかー、と電話をしてみたが「6日から営業です」と素気無いテープが回っている(あの声は○○ちゃんだな)。まさかヤマハの銀座店もやってはいまいと電話をかけると、これが意外にもやっているという。銀座店というところはドイツクラ吹きにとっては全く魅力のない店なのだが、楽譜と楽書だけは充実しているので暇に飽かして出掛けた。 3階の管楽器売り場の奥にガラス張りのリペア・ルームがあり、何気なく中を覗くと修理をしていた若い娘が気付いて「何かご用でしょうか?」というように微笑みかけた。その笑顔がとても自然で素敵だったので、つい日頃気になっていたB♭管の割れについて相談してみた。「これ上管にひびが入っていて吹く度に広がったり、縮んだりしてるけどほっといて大丈夫?」彼女は上管を手にとって仔細に観察すると言った。「割れはもう10cm位ありますし、このトリルキイの根元にも3cm程入ってます。このままにしておくともっと伸びるかもしれませんよ。それと以前割れを修理した跡もありますね」僕は5cm位の割れと思っていたのだが随分下の方まで入っているらしい。もう一箇所は全く気付かなかった。忘れていたが、言われて7,8年前にも割れて修理したことも思い出した。
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